ライカQレビュー。デザインも使い勝手も良くて、撮るのがもっと好きになりました
ずっと欲しいと思っていた、ライカのフルサイズデジタルカメラ(フルサイズコンデジ)「Leica Q Typ 116」を去年末に買いました。
初めてのライカがこのライカQ。使い勝手もいいし、サイズ感もいい!何よりもデザインが良すぎます!
なぜ欲しくなったのかとか、使ってみてどうなのとかなどライカQ(Leica Q)のレビューを書いていこうと思います。
一言で言うと、このカメラのおかげでカメラで何かを撮ることがもっと好きになりました!
なぜLeica Qが欲しくなったの?
答えはめっちゃ単純で、マクロへの切り替えのギミックです。
「おいそこかーい!!」と思われるかもしれませんが、本当にそこです。笑
ライカってマクロレンズ以外は近寄れないものが多いんですよね!モノを撮ることが多いわたしは約17cmまで寄れるマクロモードがあるとかなり便利。開放がF2.8に補正されるのは少し残念…。
マクロ側に回すのは最初は楽しいんですが、慣れてくると「めんどくさい!」となります、いやでもこのギミック好きなので許せますね。
インスタグラムなどで見ていて、「おぉ素敵!」と思う写真がライカってことが多めでした。あとパナソニックのライカレンズがお気に入りでした!
「もしかしてライカの色が好きなのかな?どんな感じなのか調べてみよう!」とライカの他のカメラやライカQの作例をネットで見まくり、「あっ好きかも。うわー欲しい」というきっかけです。
今までは、「パナソニックGM5」「フジフイルムX-E2」「フジフイルムX-T20」「フジフイルムX-Pro2」などを使ってきました。(フジのカメラは去年の間にすべて買って買い替えています…笑)
あと光学式手ブレ補正が少しでもあるのもわたしには重要でした!笑
他のライカではなくて、なぜライカQ?
一言でいうと、レンズ沼にはまるのが怖かったから。
マイクロフォーサーズでもあるグレーのD-LUXもトバログの記事を見て気になっていたんですけど、「んー、買うなら勇気を出してフルサイズのライカQかな?」と。
フジフイルムも大好きだったんですけど、フジフイルムにハマるほどライカが気になってくるんですよ。カメラのデザイン的にも。
あとライカのバッテリーって高いイメージがあると思うのですが、このQはシグマのBP51というバッテリーも使えるので便利です。
今3つくらいシグマを使い、ライカ純正バッテリーは1つ使っています。違いは見た目だけな気がします。
SIGMA Li-ionバッテリー BP-51 930394
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Leica Qを開封したときめっちゃ感動した
「えっ箱めっちゃ大きいやん!」と届いた時ビックリしました。
さりげなくライカマークが出てきて、そのマグネット部分のフタを開けると…
カメラの入った箱が現れました!この箱の質感が良いんですよ…
箱の下のマグネットのフラップフタを開けると説明書などが入った箱が引出しのように出てくるー!!
シャッターを押した感触や操作音。もうすべてにおいて大好きです。
バカと思われるかもしれませんが、実物を触らずにライカQを購入したんです。
ライカショップやカメラ屋さんに見に行こうと思っていたんですけど、いろいろとありまして購入が先になりました…自分でも勢いって怖いなと思います。(正直言うと、格安中古と出会えたからです)
なので自宅に届いたライカQを初めて見て、初めて触って。たぶん1時間ほどは夢中になって触っていました。
その1時間ほどは、「やばーい。やばい。うわ。すご。すごい!」としか言っていませんでした。それくらい感動した!笑
格子模様のレザーに、ライカの赤バッジ。
レンズの下部分にはライカらしい、ギミックが。この部分に指を置いてクルクルしてマニュアルフォーカスが楽しめます。
マニュアルフォーカスからオートフォーカスにするには、指を置く部分の四角いボタンでロックを解除してAF部分に回します。
逆の場合も、この四角いボタンを押してロックを解除する必要があります!
「あーこれ!欲しかったのこれ!買ってよかったー!」と本気で思って、子どものようにはしゃいでいました。
M系のライカを持っている方からしたら「Qでそんなに感動する?」と思われるかもしれませんが、初めて手にしたライカにわたしは感動しました。
サムレストがなくても安定して使えます!
今までフジフィルムのカメラにはサムレストを着けて使っていました。
ライカQはすっきりしすぎているフォルムなので、持ちにくそうに思いますよね?
でも背面にこんなへこみがあるので、思ったよりも使いやすい!
出っ張らせるのではなく、あえてへこませるのがライカらしいなと思いました。
なんとか片手で持てます!カメラのバランスがいいので、片手で持っても傾くことはありません。さすがライカ!!考えられています。
EVFは見やすくて、MFのピーキングも楽です
キレイに撮れなかったのですが、フジフィルムのEVFと見やすさはあまり変わらないような気がします!わたしは目があまり良くないから参考にならないかも…。
でもライカの中では見やすいとライカショップの店員さんもおっしゃっていました。
ライカQのサイズ感をX-Pro2と比べてみました
X-Pro2と比較するとこんな感じ。X-Pro2にXF35mm F1.4を装着した感じ似たサイズ感。重さも640gと682g(X-Pro2+35mmF1.4)なので、同じくらいです。
カメラの重心がライカの方が考えられているような気がします。片手で持った時、重心が真ん中にくるのはライカでした。
ライカQの作例などなど
AFは早いしタッチパネルも使いやすい!!液晶を上下にフリックすると撮った写真の再生が可能。わざわざ左側のボタンを押さなくても大丈夫です。
フジフイルムのカメラを使っていた方は、使い勝手が似ているので操作しやすいと思います。
ライカのTL2やMシリーズは、別にEVF2やビゾフレックスを装着しないとEVFがありませんがCLとQにはかなり見やすいEVFが元からあります。
フジフイルムのX-E3のようにEVFを見ながらタッチパネルでピントを操作することはできないですが、ボタンでは操作できるので個人的に使いやすい!
ライカQを外出時にいつも持ち歩くようになった!
いまだにライカQを使いこなせていない気がします!上手い人が撮ったら、ライカQの魅力をもっと引き出せるのになーと常に思っています。
せっかくライカQを使っているんだから、もっと写真を撮るのが上手くならないと!!と思って外出するときは持ち歩くようになりました。
赤いストラップをつけて斜めがけにしていたり、リュックに入れて持ち歩いたり。約600gとわたしにとっては少し重いと思うカメラなんですけど、大好きなので少し重くても持ち歩きます。
わたしが持つとこれくらいのサイズ感。
ライカQでいろいろなものを撮って、もっともーっと撮るのがうまくなったらいいなーと思っています。
今まではカメラはモノとして好きだったんですけど、ライカQのおかげでいろいろなものを撮ることが好きになりました。(ブログに載せるモノを撮ることにしか興味がなかったんです!)
不満点は今のところ特にないかな?
不満点はないのですが、やっぱりズームしたいときはあるんですよね。
ライカQは28mmレンズなんですけど35mmや50mmにクロップできるので、ある程度の部分はカバーできます。
RAWでは28mmの状態でそのまま読み込まれるの?と思うかもしれませんが、ちゃんと指定した画角の構図でトリミングして読み込んでくれるのでありがたいのです!
静岡の資生堂企業資料館に行った時はライカQだけだったので、50mmにクロップしたりして撮っていました。
この前ライカショップに行ったら、ライカMの魅力を知った
中古で購入したので、いろいろと気になる部分がありこの前ライカショップに行っていろいろ聞いてきたんです。
「センサークリーニングの費用は?期間はどれくらい?(費用は1万円ほど。最大2万円くらい。期間は約1ヶ月とのことでした)」ということをただ聞きに行っただけなんですけど、たくさんのライカが目の前にあるとテンションがあがってしまい、M10やAPS-CシステムであるCLやTL2など気になるカメラを触らせてもらいました。
ライカQが初めて触ったライカだったので、M10を触るといろいろと衝撃的で。
「うわーすごーい!ほんとすごいですね!楽しいですね!うわー!」と店員さんに連呼していました笑(店員さんごめんなさい!)
手軽に撮るにはライカQのほうがいいですけど、じっくり撮るにはやっぱりM10最高だなーと思いました。
きっといつかMシリーズを買うことになって、ライカQと併用するんだろうなと思います。(目標は今年中)
最後に
勇気を出して、買ったカメラなので長く愛用したいと思っています。気に入りすぎて新品が欲しい!なんて思ってたりしていますが、無理です笑
フォトウォークに行っても撮らずにしゃべってばかりのわたしが、カメラで何かを撮るのが好きになったってだけですごいカメラだと思うのです!!
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ライカQ欲しいって方の参考になればうれしいです!持っているだけでこんなに気分のあがるカメラがあるとは。
次に読むならライカ M10−Pの記事
ライカQ-Pのシルバーが発売されたら買うかもしれませんが、今はライカQを手放しています。
ライカM240を購入して、Qを手放し、ライカM10-Pを使い、ライカを卒業しました。
やっぱり50mmが好きだったからこのような選択になりました!