西成製靴塾のオーダー靴制作モニターになったので、採寸に行ってきました!
Twitterではつぶやいていたのですが、靴の職人を育てる学校である西成製靴塾のオーダー靴制作モニターになったのです!!
元々靴を作るのが夢で、学校に通いたいと思っているくらいの靴好き。
手縫いで作る靴に憧れを抱いていたので、当選してめっちゃうれしい!(去年は落選した…)
早速ですが、11月17日に採寸に行って、どのデザインにするか決めてきたのでその様子を記事にしようと思います。
西成製靴塾って?
この動画のように手縫いで靴を作る学校。
現在、靴作りの多くは機械化・分業化されていますが、本校で学んでいただく靴作りの製法は、製甲(アッパーの制作)から底付け(ソールの制作)まで、一人の職人が全て手縫いで行うというものです。靴を作り上げるすべての工程(型紙制作、革の断裁、縫製、底付けなど)とそれに必要な靴職人の技術を1年かけて学んでいきますー西成製靴塾 | 靴学校
「興味はあるけど、こういう靴作りの現場は知らないのでその学校に行けるだけでもうれしいな!」とわくわくしながら行ってきました。
今回作ってくださる学生の方は女性で、採寸時めちゃくちゃ緊張していました!
頑張って作りますねーと言ってくださったので、楽しみにしています?
採寸ってどうやってするの?
残念ながら採寸されることに夢中になりすぎて、一切写真を撮っていないのですが…笑
白い紙の上に足を乗せて、足に添って足の形を書く
まず白い紙の上に足を置いて、スクライバーという道具で足の形を書き写す感じでした。
スクライバーはなんかこんな感じの道具。穴に鉛筆を通すみたいな感じ
小さい頃しませんでしたか?自分の足の形を鉛筆で書き写す感じ。アレです!!
メジャーで各部を採寸
あまり記憶にないのですけど、親指の付け根から小指の付け根の幅を測られていた気がします。Widthを測るかんじですね(ちゃんと覚えとけよ!)
あとかかとの幅も測っていた気がします!
高さを測る道具(ハイトゲージ)で採寸
親指や小指や甲の高さを高さを測るもので採寸されました。小さい身長測るみたいな道具。
勝手に石膏とかに足を入れてサイズを測るのかなーと思っていたのですが、普通すぎて笑いました!(本当のオーダーメイドなら型取って、靴型もオリジナルになるようですね)
計測結果、23cmと判明!
なんとなーく23cmの靴を履いていたのですが、サイズは合っていたようです。
しかし、幅が狭めらしい。確かに23cmだとパカパカするし、22.5cmだと指が当たる!!
いろいろと調べてみると、オープントゥのサンダルやパンプスを履いた時に指が出る人は横幅が合っていないようですね。
幅が合っていないと足が前に前にいくので指が出るんだとか。わたしいつも指が出ていた!!
サイズにあった靴型(ラスト)を選ぶ!
靴型によって靴のフォルムが変わるそうです!初めて靴型を見てテンションがあがりました。
絶妙に形が違うのがわかりますか?この少しの違いだけでかなりフォルムが変わるのだとか。
わたしは真ん中の細身のものを選びました!
昔ながらの木型もあったのですが、こちらはフォルムが今時ではないようです!木の靴型って本当にかっこいいですよね。
外羽根か内羽根かデザインを選ぶ
左側が外羽根。右側が内羽根。
内羽根はフォーマル向けで、横幅の調整がしづらいもの。だそうです。
外羽根の調整がしやすいというのには惹かれましたが、内羽根のすっきり感が好きなので内羽根に決定!
ソールの縫い方はウエルトかマッケイか
左側がウエルトで右側がマッケイ。
ウエルトは、ソールの外側のステッチが見えているもので何度も底替えがしやすいもの。その分ソールは固めらしい。
マッケイは、ステッチが中敷きの下にあり耐久性もウエルトと比べると劣ります。ソールは薄めで屈曲性が良いんだとか。
ウエルトの方が一般的ではありそうなんですけど、すっきり感を求めていたのでマッケイにしました!
レザーはどうする?
この11種類の中からレザー素材を選ぶことができました!シボのあるものから光沢のあるツルツルしたレザーまで勢揃い。
一般的にはシボありがカジュアルで、シボなしはフォーマル向けらしい。
シボレザー好きのわたしは、迷わず2番のレザーを選びました。
最後に
フォーマル向けな内羽根デザインで、素材はカジュアル向けなシボ革。
かなり個性的に仕上がりそう!と講師の方に言われたのですが、どんな感じになるのかワクワクしながら待っています。
ちなみに完成品をいただく予定日がわたしの誕生日なんです!びっくりしました。
完成まで記事にしていきますのでお楽しみにー!!(次は試作品の確認に行くと思います)
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